薄く伸ばしたシアン

本とかその他

寒、9月

9月頭某日の私です

寒すぎ!!!

 

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クジラアタマの王様を読んでいる時に「安吾読んでないの?『不連続殺人事件』」っていうようなセリフがあって軽く核心に触れてたから先に不連続殺人事件読んでてよかった

本当にたまたま

 

 

 

暗闇坂の人喰いの木/島田荘司

御手洗潔シリーズ7作目なのでなかなかこれから読み始める人はいないかもしれないがこれから読み始めても多分行けるはず

久々に分厚い本読んだ、充実感

暗闇坂にある大楠で度々死体が発見され、人喰い木だと恐れられてる話

恐れられてる話っていうか昔から恐れられてて、今回また死人が出て…みたいな感じ

 

掌の小説/川端康成

読み始め自体は8月末だった、超短編集と知らずに読み始め、他のと同時進行してたけど1回こっちを休んで他のやつを先に読んだ

で、こっちに戻ってきた

 

一気読みしようとした私は見開き1・2ページごとに新しい話になってリセットかかるのがだんだん辛くなってました、思考の断絶

つまりちょっとした時間に少しずつ読むのが楽しそう

明るめのもあればブラックなのもあって楽しい、お気に入りの章をみつけよう!

読んでて中盤でこれ好きだな…と思ったのにどれか忘れてしまった

 

化粧の天使達の

別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。

これ↑、この本とは知らず驚きました

 

 

 

幻夜/東野圭吾

震災直後にどさくさで衝動的に起こした殺人を見られてしまった男と目撃した女の話

長〜〜〜いけど好き

白夜行(2020年5月に読んだ)のときもそうだけどタイトル回収が良いし、狡猾な女と人生の後戻り出来なさを描くのが上手い

 

 

 

 

この春、とうに死んでいるあなたを探して/榎田ユウリ

事前情報なしでタイトルにひかれて読んだ

ストーリー…中学生の時に住んでいた街に大人になってから引っ越して戻ってきたら、引っ越し先の1階が同級生がやってるカフェで…みたいな感じのやつ

オタクだからこういう、精神年齢小学生みたいだけど素直さ故に人に好かれやすく時々核心をつく発言をする顔のいい男&論理派故にグダグダ一人で考えて悩みがちだからもう1人の発言に救われる時がある男 みたいなペア好き

三十八歳って明記されてたから途中で、三十八でこの言動はキツいか…?がよぎったけど二次元だから大丈夫!!!!だよね〜

 

ちなみに私が大好きなドラマ・MIU404(アマゾンプライムParavi、Huluで配信中!)もこんな感じのペアです、具体的にはちょっと違うけど

 

 

白鳥とコウモリ / 東野圭吾

おもろ!!!!!!!!、!!!

ある弁護士が殺されるんだけど事件を追ううちに変なところがいっぱい出てきて事実が何かを追っていく話

法廷ドラマみたいでめちゃくちゃ面白かった

映画化してほしい

読んでくうちにこっちも事件の真相が気になる

 

 

夏休み終わっちゃった……………

あと3ヶ月のどこかで京極夏彦鉄鼠の檻を読み返し、西尾維新戯言シリーズを読み返し、三大奇書のうちの一つ、黒死館殺人事件を読むぞ!、!