先月の反省を活かして10月の頭にここの部分を書いております!
というか9月分の清書したその足でここに来た!
9月後半はめちゃくちゃ本読む時間がとれた気がしてよかった、生存に必要なもの(食事睡眠風呂)以外はもうバイトか本だったといっても過言ではない良かったです
10月は授業始まるからキツそ…
案の定キツイ!
今月のピックアップ
- デリバリールーム/西尾維新
- ししりばの家/澤村伊智
- 御手洗潔の挨拶/島田荘司
- 密室殺人ゲーム2.0/歌野晶午
- 濱地健三郎の霊なる事件簿/有栖川有栖
- 黒猫の三角/森博嗣
- ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
- 海のある奈良に死す/有栖川有栖
デリバリールーム/西尾維新
参加費50万、『幸せで安全な出産』を保証される権利をかけて妊婦たちがたたかう(?)お話…
主人公は中学3年生、儘宮宮子(ままみやみやこ)妊娠6ヶ月。この紹介文字面強…
というかネーミングがすごい登場人物欄
妻壁めしべ(つまかべ)・嫁入細(よめいりささめ)・母屋幸美(おもやこうみ)・産越初冬(うぶごえうぶゆ)・咲井乃緒(さいたいのお)・儘宮澪藻(ままみやみおも)等々…
ママ・妻・嫁・母・産声・臍帯・身重、これでもかってぐらいのワード
帯に「新境地すぎる新境地」って書いてあったけど確かに新鮮な感じ
ネーミングとか文体とかはもちろんいつもの!って感じでめちゃくちゃ良かったけど中身は確かに新境地
ネタバレになっちゃうかもだからあんま言えんけど私は面白かったと思って読みました
久々に西尾維新の新作を読めたので嬉しい
(ゆうて刀語まだ途中なのと伝説シリーズも5個目ぐらいで途中だから読まないと)
ししりばの家/澤村伊智
家の中に砂があるのに全く気にしていない夫妻
ですめちゃくちゃ簡単に言うと
比嘉姉妹シリーズ3作目!!
個人的にはこれが今までのでは一番怖くなかった
ぼぎわんもずうのめも向こうから来たけどししりばはこっちから行く感じがしたからかもしれない
これもしかして文の長さ調節されてますね??階段のシーンで階段みたいになってたりずっと同じ長さの文が見開きで続いてたりそういう演出、好きだ…
全然関係ないけど、子供とか犬とかボケてしまっている老人とかだけが怪異に気づいてるのも怖くて嫌だけど、普通にちゃんとした大人みたいな感じで会話は噛み合うのに明らかに変なことを当然のように言う点だけ噛み合わない大人も割と怖いよね〜
関係なくなかったかもしれない
ネタバレ(?)
犬、銀、可愛い
指笛で家からチャッチャッチャッ(アスファルトける音)って走ってくるの忠誠心すぎて涙でそうになっちゃった、犬に弱いから
老犬なのに!銀、好きだ…
琴子さんの弱さ、というかぼぎわんとかでは頼れるお姉様最強卐って感じだったけど幼少期とかが出たあたりちゃんと人間なんだ…怖いっていう感情もあるんだ…と言った感想でございます
御手洗潔の挨拶/島田荘司
4つの短編
数字錠:殺された社長、部屋は密室
疾走する死者:電車に飛び込んで死んだ男の首には絞殺跡、十三分前までマンションにいたとされている(全力疾走しても間に合わない)
紫電改研究保存会:封筒に宛名を書くのを手伝ってくれと頼まれた男の話
ギリシャの犬:消えたたこ焼き屋と誘拐された子供、金銭の受け渡し場所に指定されたのは川!?
これは………駄目だ…………御手洗潔、好きだ……………………(終)
犬好きなのも大大大好感だ…………
「ヤギ座ですか。一月八日なら音楽が好きでしょう?」
「そんなに好きではありません」
「そんなことないよ。君は好きだよ。」
好き
密室殺人ゲーム2.0/歌野晶午
前に読んだ「密室殺人ゲーム 王手飛車取り」の続編
細かいとこ全く覚えてないなと思ったら王手飛車取り読んだの7月で戦いちゃった
3ヶ月前に読んだ本の細部はさすがに覚えてないわ
まあでも今回も、インターネット上でお互いの素性を知らない5人が実際に自分が起こした殺人事件のトリックを問題として出し合ってるっていうお話
前回のことにも触れられてるのに忘れてるから危うくスルーするとこだった
濱地健三郎の霊なる事件簿/有栖川有栖
Twitterでおすすめのツイートを見て読んでみた!良かった!
もはやおすすめツイートを見てくださいってかんじ
幽霊が見える探偵・濱地健三郎と助手の志麻ユリエのコンビが良い
男女コンビだけど恋愛とかじゃないのがいい
もちろんカップルの探偵助手も(私は読んだことない気がする)いいが!
私は短編読むの遅い説ある
キリが良くなるから章の切れ目で日をまたぎがち
前もなんかの短編でこんなこと言ったな
黒猫の三角/森博嗣
今、すべてがFになるを一作目とする森博嗣の通称S&Mシリーズ読んでるとこなんだけど同時にVシリーズも読み始めたよ〜
みんなキャラクター性がめちゃくちゃいいな
タイトル回収の部分読んで理系の大学生で良かった〜って思いました
11歳、22歳、33歳と1年ごとに人が殺されてきた事件があって44歳の誕生日を迎える人の元へ脅迫状のような手紙が届き護衛を依頼される探偵…って感じ
おもろかったです!!!!!!
犯人と探偵が対談するやつ好きなんだよね〜
ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
大疾走感!!!ハラハラドキドキですよ
読み応えあってめっちゃいい
首相?何?偉い人がパレード中に暗殺されてそれの濡れ衣を着せられた青年って感じ
調べたら映画化されてて、マジ?どうやんの?
相変わらず伏線というかつけた設定の回収がうまくてめちゃくちゃ好き
人間の最大の武器は習慣と信頼だ
↑好き
海のある奈良に死す/有栖川有栖
作家アリスシリーズ四作目!
前回(ロシア紅茶の謎)が短編だったから長く感じてしまった
おもろかったです安定に!
火村先生の抱える何かが垣間見えてこれからが気になりますね
10月は以上です
11月の頭は少し百鬼夜行シリーズの2周目に入るので新しい本を読むのはお休みします
めちゃくちゃ楽しみ、2周目
2周目全部行くとめちゃくちゃ時間かかるからとりあえず2作目の魍魎の匣と3作目の狂骨の夢を2周目します!
実は8月に1作目姑獲鳥の夏は2周目してました
2周読んでも全然飽きない、9月から10月にかけて?かな、
全シリーズ揃えたんだけどめちゃくちゃ満足です私は
手元にあっていつでも読み返せるのが本当に最高
ということで10月でした!
今月も目を通してくれた人ありがとう
今月だけ覗いた人もありがとう
来月またお会いしましょう
ばいば〜い!
(番組風の締め)