薄く伸ばしたシアン

本とかその他

9月が終わったようですね

理想はこれの出だしを月頭に書いて末尾を月末に書くことです

今回はこれ10月に書いてるのでおしまいです

めちゃくちゃ昔のことに思える、9月

 

これが今月読んだ本です

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表紙で並ぶと圧巻ですね

 

 

今月のピックアップ

 

ぼぎわんが来る/澤村伊智

こ、こわ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!

一章の最後も二章の最後も怖くて、でも文を追うのが止まらなくて、ハラハラした、おもしろかった

とにかく「ぼぎわん」っていうものが来るんですよ、タイトル通り

そういう異形のものが人の声色を真似てくるの

好き

特にただ声色を真似ただけで文章が喋れてなかったり過去にその人が言った言葉を繰り返すだけだったりするの気持ち悪くて好き

 

それはそうと「来る」の原作なんだね、アマプラでそのうち映画見ようと思ってましたよちょうど

 

 

👣👀映画を見ました❗

なんでぼぎわんが来るのかの理由自体が変わっててびっくりしたぜ

あれ映画だけだったら終わり方納得いかなくない?

映画で、もやった人は原作読むべき

 

でも映画のお祓いの所の演出はとても良かった!!!!まず鳥が鳴きますとか巫女の子が来たよ!って言うのとかちょっとB級風味だがベランダから大量の血が降るのとか!

 

 

死亡フラグが立ちました!/七尾与史

図書館でふと見かけて、そういやタイトルと表紙本屋で見た事あるけど読んだことないなと思って手に取りました

 

死神と呼ばれる殺し屋に狙われたら誰も逃げられない(ジョーカーのカードが送られてきて24時間以内に死ぬ)

雑誌のライターの陣内は企画で死神の招待を突き止めることに…

っていう話

 

えっこれあとこのページ量で終わるんですか!?と思ったらこちらに委ねるタイプの終わり方だった

シリーズ化してるらしくて確かにそんな感じの終わり方ではある

 

 

ダリの繭/有栖川有栖

今気づいたんだけど8月のやつに『46番目の密室』(有栖川有栖)入れるの忘れてたんですが…????????????

作家アリスシリーズ2作目です、1作目を8月に入れるのを忘れたせいで突然2作目から読んだ人みたいになっちゃった

 

宝石チェーンの社長がフロートカプセル(液体が中に入ってて体が浮くやつ)の中で死んでる、社長のトレードマークの髭が剃られているなど謎が多く…

って感じ

面白かった

 

 

殺戮にいたる病/我孫子武丸

読み終わったあと一瞬 ?????? になったけど完全に理解した すご

ホラーって書いてあるけどサスペンスか…?どこに分類されるんだろミステリではない

冒頭で犯人が逮捕されて、過去を遡っていく感じ

side 〜 みたいな感じで視点は結構変わる

猟奇殺人犯と、それを追っていく元刑事&被害者の妹…みたいな感じです

結構描写が、、グロ無理な人は無理かもしれない

 

 

ずうのめ人形/澤村伊智

ぼぎわんが来る、から始まる比嘉姉妹シリーズの2作目!

ライターの不審死、そこで見つかった原稿を読んだものの元に迫る人形って感じ

読むと来る系なので途中まで読んでめちゃくちゃ嫌だな…怖…と思って一気読みしました

私読んだらとか聞いた人にとかの感染系無理だけどこれはまあ全部読んでみたら大丈夫でした、あくまで私は!

 

 

ロシア紅茶の謎/有栖川有栖

日本の国名シリーズといえば有栖川有栖!!

作家アリスシリーズ3作目かつ国名シリーズの1個目、短編

普通にエラリィクイーンの国名シリーズも読んでみたいな、私は海外小説が苦手だけど

 

長編だと話がずっと続くから一気に読みたくてどんなに忙しくても睡眠をけずって読んじゃうけど短編は一章読んでキリいいまま2日とか放置しちゃうからめちゃくちゃ時間かかった

 

 

動物園の暗号:猿山で死んでた被害者が残した暗号 

屋根裏の散歩者:被害者の日記のあだ名は誰を示してる?

赤い稲妻:不可解な目撃者の証言

ルーンの導き:ダイイングメッセージ

ロシア紅茶の謎:毒殺事件の犯人は?

八角形の罠:誰が殺した??????

 

こんな感じ、最後の八角形の罠は最初に地図があって読者への挑戦もあって地図と見比べながら読んでたけど深夜に読んだから挑戦をガン無視してそのまま解決編見ちゃった

曲とかでもタイトル回収される歌詞の部分好きだからか、ロシア紅茶の謎が一番好きかなあ

 

友達以上探偵未満/麻耶雄嵩

元気で直感!の伊賀ももちゃんと冷静な論理的上野あおちゃんの女子高校生探偵コンビ

最近読んでたミステリの探偵はおじさんばかりなので(すいませんみなさま!)学生が出てくるのすごい良かった、というか普通にキャラクターが良いかわいい

表紙のビジュも可愛い

 

三章の殺人事件で構成されています

問題編と解決編をちゃんと区切ってくれるタイプのミステリでしたが例年通り(?)何も考えず読んでしまった

普通に解決編に入る前にめちゃくちゃ考えたいですよね〜、TRPGとかマダミスみたいに紙にめちゃくちゃ書き出さないと出来ないからめんどくてそのまま行っちゃってるが

 

 

というわけで9月でした

あと今年3ヶ月なのマジで怖すぎるな

2020抑圧されててなんも出来てない気がしてしまうよーうわー

StayHomeで比較的本が読めるのは非常に良いけどね